第24回はGOZENSHU 9 NINEです
パンチの効いたお酒ではなく落ち着いた酒質で
スッキリした酸味が少しあって、雄町のちょっと複雑さもある日本酒って感じです
こちらの日本酒は日本最古の酒母と言われている、「菩提酛(ぼだいもと)」から造られるお酒で、なんとその製法、室町時代には確立されていたらしいのです
歴史がある製法なんですね!
想像できません(笑)
目次
GOZENSHU 9 NINE(御前酒 9 ナイン)の値段やスペックは?
こちらのお酒です

スペックです
原料米 岡山県産雄町米100%使用
精米歩合 65%
アルコール分 15度
日本酒度 +5.0
アミノ酸度 1.4
酸度 1.4
参考価格
500ml 990円 税込
1800ml 2860円 税込
参考価格ですが1800mlで2860円なので、そんなに高くないですよね
気をつけたいのが4合瓶(720ml)ではなく、500mlで990円です!
菩提酛から造られるお酒の特徴は?
馴染みのない菩提酛から造られるお酒は
いったいどんな味になるのか…
特徴をもう少しだけ調べてみました!
- 乳酸菌由来の風味が特徴
- 爽やかな酸味がある酒ができる
- 全国的に取り組んでいる蔵は稀
詳しくは御前酒のHPに乗ってます
GOZENSHU 9 NINE(御前酒 9 ナイン)を買った理由
やっぱり、雄町のお酒が好きだから!
オマチストなら、このお酒は飲みたくなりますよね?

あと、ラベルが斬新!
ローマ字でGOZENSHU 9 NINE ってw
NEW? OLD? NOW!の表記も面白くて
手に取っちゃったら、雄町だもん!
それは買ってしまいますよ!
そんな全国でも珍しい菩提酛を使ったお酒の感想をレビュー!
GOZENSHU 9 NINE(御前酒 9 ナイン)を飲んだ感想
今回は、常温とお燗で飲みました!

常温
期待してひと口飲みます…
あれ?意外とおとなしいタッチだな〜
甘味と旨味が優しく感じます、どっしり系ではないです
そして、辛味と苦味もそんなに主張してきません
奥の方からコクというか複雑な旨味が少しづつ感じます
スッキリした感じの酸味も若干あります
「ん〜?」
なんか表現が難しい味ですw
どっしり甘旨って感じではなくて
スッキリ淡麗って酒でもないw
複雑な旨味は感じるけど、全体的に甘酸辛苦がおとなしいんです
辛味と苦味のカドが丸くて、落ち着いた印象の酒でした
燗酒
お燗にすると味が化けるか期待して飲みます
「うん、うん、この感じ…」
苦味、辛味、甘味、まろやか〜な感じになって
優しく包んでくれますw
酸は少し膨らんだかな?
もっと酸っぱくなると思ったけど
そこまで酸は強くないです
でも、余韻の苦味が雄町っぽくて好きですね

GOZENSHU 9 NINE(御前酒 9 ナイン)を飲んだ感想まとめ

このお酒は雄町100%って事で期待したお酒でした
個人的な感想は意外とおとなしい印象です、菩提酛の特徴が出ているのか気になるところですが、他の菩提酛のお酒を飲んだことがないので、比べられませんw
このGOZENSHU 9NINEは他の種類もあるので、また飲んで感想書きたいで〜す
- 日本最古の製法で造られている
- 全国でも稀な菩提酛を使用
- 全体的に甘酸辛苦がおとなしいお酒
- 雄町独特の不雑な旨味がある
- お燗にするとまろやかになる
- 酸味は以外にあまり強くない
